最近盛り上がりを見せている、上原仲通り商店街。富ヶ谷新聞でも、ル・ボークープさんや、ARCHWAYさんなどを紹介させていただきました。その仲通り商店街を抜けたところ、航研通りと呼ばれる通りを渡ると、東京大学の研究センターへと続く東大の入り口があるんですね。
今日は、その入口横にあるお茶屋さん、東京和茶房さんのご紹介をしたいと思います!
富ヶ谷からも少し遠いし、ご存知ない方の方も多いかもしれませんが、ココ、今後注目のお店になりそうですよ!教えてくれたみのりさん、ありがとうございます!
ぐいぐい来るわけではない店構え。期待できますね。
いざ!
わ!お店に入って最初に目に飛び込んで来たのは焙煎機??
オーナーの清川さん
そうです。焙煎機ですね。コーヒー用のものと同じなんですが、これでほうじ茶の焙煎をしてるんです。
富ヶ谷新聞
こんにちは!今日は取材よろしくお願いします!ここで焙煎したお茶が飲めるんですね!
清川さん
よろしくお願いします。そうですね。焙煎するのはほうじ茶なんですが、焙煎の深さを変えて3種類のお茶をお出ししているんですよ。
富ヶ谷新聞
ほう。本当コーヒーみたいですね。これは楽しみだ!
清川さん
もちろん煎茶もお出ししています。試飲出来るようにしていますので、是非試していただければ。
富ヶ谷新聞
そうなんですね!あ、でもこの飲み比べセットっていうのをいただこうかな。3種類しっかり楽しんでみます!
お店の奥には素敵なカフェスペースが。東大校内の緑と、差し込む光がゆったりとした時間を演出してくれます。
清川さん
おまたせしました。
左からLIGHT、MEDIUM、DEEPと焙煎の深さが変わっています。深めに焙煎すればするほど色は濃くなる。なんとなく理屈はわかりますね。
あ、ここで結論先に言いますね。
2人で行ってこのセットをシェアしたらすごく楽しいよ!
モグモグ隊ハルちゃん
やっぱり浅煎りから順にいく?
富ヶ谷新聞
そうしよう!
ハルちゃん
あれ?浅煎りだから薄いのかなと思ってたけど、結構煎茶っぽい苦味?渋み?があって、しっかり味わい深いお茶になってる!美味しい!
清川さん
加賀棒茶のような雰囲気ですかね。
ハルちゃん
うん!MEDIUMの方がスッキリ?してるかも。面白い!全然違うよ!甘みも出てきてて美味しいなぁ。
清川さん
LIGHTとMEDIUMは同じ茶葉を使ってるんです。本当焙煎の仕方次第で全然味が変わりますよね。
富ヶ谷新聞
どっちが美味しいとかじゃないのが面白いですね!好みだったり、どんなタイミングで飲むか、どんな気分で飲むかで選べそうです!
ハルちゃん
では、一番深く焙煎したものいきます!色はすごく濃いねぇ。
あぁ、確かにコーヒーみたいなコクがあるし、濃いなぁという感じはあるけど、苦いとかそういうわけじゃないね。
清川さん
とてもいい茶葉の、葉の部分のみを使っていて、不思議なことにどれだけ深く焙煎しても苦くならないんです。もちろん焙煎しすぎちゃうと風味だったり旨味がなくなってしまうので、ギリギリのところを試行錯誤して焙煎してます。
スタッフさん
ちょうど今焙煎が仕上がったので見てみますか?
富ヶ谷新聞
お願いします!
富ヶ谷新聞
めっちゃくちゃいい香りしますね!さっきから香りだけで美味しいなぁって思ってました。
スタッフさん
そうですか笑 それじゃあ茶葉を出しますね。
富ヶ谷新聞
ほわぁぁぁ!いい香り!でもやっぱり焙煎したてなので、香ばしい香りが強いですね。
スタッフさん
そうですね。ここから冷まして落ち着かせていきます。
富ヶ谷新聞
こうやって見ると葉っぱだけっていうのがよくわかりますね。写真では伝わらないかもしれないけど。焙煎前の茶葉って見せてもらうことできますか?
スタッフさん
もちろんです。
富ヶ谷新聞
キレイな緑だ!あ、ほうじ茶とは全然違うけど、いい香りしますね!
スタッフさん
もちろんこのままお茶を淹れても美味しいですよ。
富ヶ谷新聞
このお茶をさらに美味しく飲むために手間をかけてるわけですね。
スタッフさん
季節によっても、もっと言うと日によっても温度や焙煎時間を変えないと味がばらついてしまうので、毎回試行錯誤ですね。
富ヶ谷新聞
ありがたや!
さて、茶葉の焙煎を見せてもらっている間に、お茶菓子が出てきました!
東京和茶房さんでは、ほうじ茶を使ったお菓子のラインナップもあるんです。まずはほうじ茶をたっぷり使ったブラウニーからいただきました!
ハルちゃん
いただきまーす!
うん!
サクほろ!これ美味しいわぁぁぁぁ。甘さが本当に控えめで、何ていうんだろ?そう!ほうじ茶の甘みを感じるブラウニー!くるみがすごくいいアクセントになってる~
富ヶ谷新聞
これはいいねぇ。やっぱりほうじ茶にあうよ!ホットのほうじ茶でいきたい気分かも。
ハルちゃん
私はMEDIUMローストのほうじ茶が合うと思う!
清川さん
ブラウニーはリピーターさんが多くて。人気の一品ですね。
ハルちゃん
いいですねぇ。コーヒーは飲みに行ったりするけど、やっぱりお茶もいいなぁ。日本人だし笑
清川さん
昔は商店街なんかに、必ずお茶屋さんがあったでしょう?今ではだいぶなくなってしまったけど。
富ヶ谷新聞
確かに!どの商店街でも、茶葉を蒸したいい匂いが漂ってましたよね。あの匂い大好き。
清川さん
そういったお店がなくなってきてしまって、農園もどんどん潰れてしまったんですね。その中でもしっかり頑張っている茶葉農園さんを応援したいなという気持ちもあって、このお店をオープンしたっていうのもあるんです。
ハルちゃん
私もあの匂い大好きだった。応援しましょう!
ここで、このお店を紹介してくれたみのりさんも合流して煎茶タイムに突入しました。みのりさんはたまにこちらのお店をお手伝いしてるご近所さん。
みのりさん
私は煎茶が一番好きなんです。なんか出汁っぽい旨味を感じません?もちろん出汁なんか入ってないんですが。
富ヶ谷新聞
確かに、アミノ酸的な旨味を感じますね。ほうじ茶のLIGHTより苦味や渋味はなくて、煎茶の上品な甘さと旨味が広がりますね。
清川さん
お次は、今日から始まったフロマージュほうじ茶と、スコーンをどうぞ。
フロマージュ?
富ヶ谷新聞
フロマージュってチーズのフロマージュですか?
清川さん
そうです。DEEPローストのほうじ茶の上にフロマージュが乗ってるんです。台湾なんかで流行りだしてるみたいですよ。もちろんほうじ茶と合わせているものではないですが。
富ヶ谷新聞
本気で想像できない。。どうやって飲むんだ。
みのりさん
最初はスッとストローさして飲んでみてください。それから徐々にフロマージュとほうじ茶を混ぜていって、変化を楽しんで、最後はしっかり混ぜ混ぜしちゃっても美味しいですよ。
スッとさして、、、
飲んで見る。。。
こぉぉれめちゃくちゃ美味しい!!!!!
太いストローに、スポッとフロマージュが入り込んでて、最初に口に飛び込んでくるのね!で、クリームチーズが口の中に広がったと思ったら、甘くしてあるほうじ茶の香ばしさと甘みがふわぁっと混ざり合って、
新感覚!
これはハマるわぁ。美味しい。
富ヶ谷新聞
甘くしたほうじ茶とか、チーズとほうじ茶とか、新概念を提唱されすぎだけど、これ本当美味しいですね!ストローからスポッとフロマージュ出てくるの最高!その後を追いかけてくるほうじ茶最高!混ざって最高!これ流行りますね!
清川さん
ありがとうございます。これからの季節はホットもいいですよ。
富ヶ谷新聞
これ、ホットもあるんですね!?
みのりさん
ホットもすごく美味しいですよ。
清川さん
こちらはチーズのスコーンです。お茶ももちろん使ってますよ。
ハルちゃん
私これ好き!ランチとかにも良いかも!結構しっかりしてて、チーズが効いてる食事系のスコーンだね。
清川さん
ランチもね、近々始めようとおもってるので。
富ヶ谷新聞
ランチいいですね!何を出すんですか?
清川さん
豚汁とかかなぁと思ってますよ。
富ヶ谷新聞
最高じゃないですか!寒い日に豚汁で温まって、熱いほうじ茶をすすって午後を頑張る。ランチ決まったらまた取材させてくださいね!
今日はコーヒーお休みして、ほうじ茶で一服といきませんか?焙煎したてのほうじ茶の香りに包まれる時間、最高ですよ!
そしてフロマージュほうじ茶!これは来る!
東京和茶房
東京都目黒区駒場4-6-2 Y-5BLDG 1F
営業時間 : 火~金 11:00~19:00 土・日 10:00~19:00
TEL : 03-6407-0622
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