「裏渋谷」「奥渋谷」って言葉を聞いたことありますか?
今とっても注目が集まっているエリアで、渋谷の東急ハンズ周辺や
東急本店から代々木公園へとつながる通称本店通り沿いの商店街のことを
そう呼ぶんだそうです。
そこに今注目があつまっている。。。
富ヶ谷新聞的に言えば
やっと気づいたか、世間よ
という感じですよね!
そして、ここは誰がどう呼ぼうと
富ヶ谷だ!
鼻息荒くなっちゃいました。
以前紹介させていただいた『MONOCLE SHOP TOKYO』さんもこのエリアにありますね。
今回おじゃましたMARUTA JOY & Friendsさんはもうちょっとだけ渋谷より。
おっされな雰囲気があふれるガラス張りの外観。それながら敷居は高くなく(いい意味で)
通りがかりの人たちもどんどん吸い込まれていく素敵なお店です。
今回出迎えてくれたのは井上さん
富ヶ谷新聞(以下 富)「宜しくお願いします!」
井上さん(以下 井)「よろしくおねがいしますー」
富「こちらは雑貨屋さんということでよろしいんでしょうか?」
井「そうですね。コーヒー雑貨がメインになります」
そのコーヒー雑貨がこちら!
アメリカは、
これだけの品揃えがあるのは日本では珍しく、コアなファンたちも遠方から足を伸ばして
やってくるほどだそうです。
富「オススメってあるんですか?」
井「やっぱりこちらですね」
KONE Filter
見よこの美しき金と銀の二対の三角錐!
なんて仰々しく言いたくなっちゃう洗練された風貌のこちらはステンレスフィルターとのこと。
井「ableというブランド自体がこのフィルターで有名になり、成長したブランドでして、
こちらは改良を重ねた3rdモデルになっています」
富「3rdモデル。。かっこいい。。。」
わたくし3rdモデルという言葉に男心をくすぐられてしまいました。
井「CHEMEX(ケメックス)っていうコーヒーメーカーに合わせて作られてるんです」
こんな風にぴったりすっぽり。モノとしてかわいいのがまず魅力的です。
井「ステンレスに細かい穴が開いているんですが、紙のフィルターよりコーヒーアロマオイルを
多く通すので、よりコクのある味わいを出すことができるんです」
富「ほう。フィルターというとより”通さない”ものが良いイメージですがそうでもないんですね!」
井「ええ。それに、3rdモデルはフィルターの穴の間隔を改良して、
上下どこからも均等にコーヒーが抽出されるよう工夫されてるんです」
富「さすが3rdモデル!」
富「あと、金と銀では何か違いがあるんですか?」
井「・・・」
富「?」
井「18金のメッキがされているんですが、味の方は、、かわ・・・
汚れがつきにくく、スムーズな抽出ができるんですよ!」
富「何よりカッコいいですもんね!とにかく!気分的にも美味しくなります!」
と、その辺はお茶を、いやコーヒーを濁して、その他のオススメも見せていただきました。
こちらはAble KONE Brewing System。KONEフィルター用コーヒーポットサーバーで、
抽出からサーヴまで、これがあればバッチリ。インテリアとしても素敵な存在感を出してくれそう!
。oO(コーヒー好きの富ヶ谷新聞としては物欲をそそられます。
何よりこれでコーヒー淹れて飲んでみたい!)
なんて思っていると
井「試飲のコーナーもあるんですけど飲んでみます?」
。oO(何!心の声が聞こえてしまっているのか!?俺はサトラレか!?)
富「(動揺しながらも)是非!いただきたいです!」
井「どうぞ」
これ伝わるかなぁ~?ピントが机に合っちゃってますが・・・
コーヒーオイルが浮いてるんです!ステンレスフィルターならではですね。
で、この一杯、とっても美味しかったです。
フルーティーな酸味のある”お茶”っぽくて飲みやすいタイプのコーヒーでした。
僕としてはグッと苦くてコクのあるものが好きなんですが、それでも”おっ!美味い!”と
なっちゃう魅力的なコーヒーでしたよ。オススメ!どんな豆かと言うと
試飲コーナーのラインナップ
今回のコーヒーは右上ピンクのパッケージ、ホンジュラス産の豆を使用した物でした。
立ち寄った時は是非お試しあれ!
さあ、このお店にはコーヒー雑貨以外にも目を引くものがたくさんあります。
そちらも是非紹介したいということでオススメを伺いました。
STUMPTOWN PRINTERSというプリント屋さん(?)のコーナーです。
井「世界中から古い印刷機を集めて、色んな印刷物などを作ってる会社なんですが、
メインは活版印刷になります」
こちらは活版印刷によるポスター
「活字」と呼ばれる鉛で出来た文字を一文字ずつ拾い、組み合わせた版の出っ張っている部分に
インクを付け、紙にインキを転写する手法で、紙に押し付ける圧力で紙に凹凸ができたり、
インクの付く量や場所が毎回変わるので、かすれが出たりととっても味のある印刷技法なんだそう。
写真のポスターも同じ構図なんですが、Zのかすれ具合の違いとか分かりますかね?
印刷機や活字も貴重なものになっている上に、組版技術を持った職人さんも少なくなり
とっても貴重な存在になっている活版印刷。是非見に行って欲しいです!
なんかグッときますよ。
あとはこんなものも。紙を折って作るCDケースにカセットテープケース!
これはお洒落!カセットテープ世代の僕としては心躍りました!
お気に入りの曲を1本のテープにまとめて、このケースに入れて好きな子に・・・
いや、なんでもねえです。。
次!次!
SKETCHBOOKというブランドのバッグ
井「アメリカのブランドで、女性のデザイナーさんがデザインしているんですが、
全部ハンドメイドで作られているんですよ」
富「ほう。なんか味のある風貌ですもんね」
井「このバッグ、元々は薪を運ぶ用途でつくられてまして」
富「薪ですか?」
井「こんな感じになるんです」
富「わ!お洒落!めっちゃお洒落!」
井「そうですよね。地図やガイドブックを挟んで海外旅行なんて・・・」
富「わ!お洒落!それめっちゃお洒落!」
井「どうですか?おひとつ 笑」
富「いやあ、僕には似合いませんよ orz」
ここに何を入れるか?あなたならどうします?
他にもポケットがたくさんついていたり、機能的にもすごいヤツです。
他にもとってもかわいいハンドメイドのリュックなどがありましたよー
オーナーであるMARUTAさんが厳選した商品たちにはそれぞれストーリーがあり、
昔ながらの良さを今のテイストで表現するといったコンセプトのものが多いようです。
店内をいろんなストーリーを聞きながらまわっていると
!
体験してみませんか?
の文字と、理科の実験で使ったことがあるようなないような謎の物体が
あきらかに僕を誘っています!
富「体験します!」
井「体験してみますか?笑」
富「はい!なんですかコレ?」
井「笑 これはエアロプレスという器具で、空気の力でコーヒーを抽出するんですが、
コーヒーの表情がまたちょっと変わるんです」
実際に目の前で抽出していただきました!
写真でその流れを追ってみましょう!
豆の量、お湯の量など、ベストなレシピがあるそうです。まずは豆を
店内にあるミルで挽いてくれます。挽きたて嬉しい!
ピンボケすみません!エアロプレス専用のステンレスフィルターを使います!
解りますかね?エアロプレスを逆さにして、豆を入れて、お湯を注ぎます。
挽きたての豆。プクプク。美味しそうな香りが漂ってきます!
フィルターをはめた蓋(底?)をはめて
コップをかぶせて、くるっと!
で、空気でっぽうの要領で押し出す!押し出す!
押し出す!
↓
出来上がりの写真撮るの忘れました。。。
ごめんなさい。それではイメージだけでも。。
※写真はイメージです※
実は僕が先日挨拶に来たときに買ったものと同じ豆を使ってもらい、
普段飲んでいる味と比べてみようという試みでもあったのですが、
いつも家で紙フィルターを使って抽出しているものより、酸味がやや強く、
フワッとした(いい表現が見当たらない)豊かなテイストだと感じました。
そんな話をしていたら、コーヒー談義に花が咲き、みんなで違いを体験しようと
Brewing Systemでも淹れてみることに。やったー!
また同じ豆を挽き直し、セット完了
お湯を注いでちょっと蒸らします。
分量分お湯を注いだら、落ち切るまで蓋をして
↓
はい。。。こちらも撮ってません。ごめんなさい。
やっぱりこちらのシステムで抽出したものは、家で飲んでいるものに
近かったです。それでもやっぱり紙フィルターとステンレスフィルターで
全然違うので驚きましたが。
同じ豆でも、色んな表情を見せるコーヒーの世界にはまっちゃいそうです!
プロのバリスタも足繁く訪れるというこのお店。店員さんもみなさん商品に愛を持っているので
コーヒー好きな方なら、試飲して話を聞くだけでも楽しくなっちゃいますよ。
MARUTA JOY & Friends
https://squareup.com/market/maruta-company
TEL:03-6407-8301
mail: marutajoy@gmail.com