KIHARAさんは、有田焼、波佐見(はさみ)焼という伝統ある磁器を、現代の生活へ、そして未来へとつなげていこうというコンセプトを持った商社さんです。
そんなKIHARAさんが、未来へとつながっていく新たな出会いを求めて東京店を出店したのですが、その場所として選んだのが、
富ヶ谷!
そのチョイスだけで無条件に推していきたい!と思う富ヶ谷新聞。1周年のタイミングで、取材させていただきました!
KIHARA TOKYOのマネージャーの木原さん。
富ヶ谷新聞
よろしくおねがいします!
木原さん
よろしくおねがいします。お越しくださってありがとうございます。
富ヶ谷新聞
1周年ということで、是非この機にと思いまして!
木原さん
嬉しいです。その1周年記念で、富ヶ谷をイメージした豆皿を限定発売するんです。
富ヶ谷新聞
いいタイミングですね!どんな豆皿なんですか?
木原さん
富ヶ谷に縁のあるものからデザインしてみました。豆皿全体を富ヶ谷の地図にしてみたんです。
富ヶ谷新聞
きゃわいいですね!けど、よく分からないものもあるなぁ。。
木原さん
僕も知らなかったものも多いんです。向かいの小林ラジオの小林さんに教えてもらったりしたんです。
富ヶ谷新聞
小林さん!以前一緒に旅行行ったりしたんですよ!
ということで、突如カットインして登場してもらった小林さん!
富ヶ谷新聞
今お向かいのKIHARAさんを取材してるんです!色々小林さんがアドバイスしたとか?
小林さん
いやぁね、相談されたから教えただけだよ。日本航空発始の碑とかね。
富ヶ谷新聞
なんですか?それ?
小林さん
うん。代々木公園は昔は原宿に抜ける道もなくてね、一面広場になってて、兵を訓練する練兵場として使われていたのね。そこで、日本で初めて複葉機の飛行に成功したそうだよ。
富ヶ谷新聞
もう5年間富ヶ谷に住んで、何度も何度も代々木公園行ってますが知りませんでした!
速攻行ってきました!
なかなかに巨大な碑がありました!あんまり通らないところなので、気づかなかったですね。
ライト兄弟の初飛行1903年から遅れること7年後。日本の航空史上はじめての飛行が、ここ代々木公園で行われたんですねぇ。
日本で初めて空を飛んだお二人の銅像も建ってました。
と、皆さんもまだまだ知らない富ヶ谷が豆皿に描かれているかもしれませんよ!
こちらがあがってきたサンプル!実際にモノを見るとまたきゃわいいですね!
それぞれのアイコンについて書かれたしおりもついてくるそうなので、気になった方は調べて、行ってみても面白いですね!
と、1周年記念豆皿についてはこれくらいにして、KIHARAさんの商品もご紹介したいと思います!
2階店舗には、KIHARAさんの商品がズラリ。佐賀県の有田焼、そして隣接する長崎県の波佐見焼の磁器が並んでいます。
とても有名な有田焼ですが、皆さん、有田焼の特徴ってご存知ですか?
僕は不勉強ながらよく知らなかったので、そのあたりも木原さんにうかがってみました。
富ヶ谷新聞
有田焼の特徴というのはどういうところになるんですか?
木原さん
原料がこういった石になるんですが、土と違ってすごく高温で焼き上げるので、薄くて軽い上に丈夫になってるんです。
富ヶ谷新聞
そういう理由でこの薄さが実現出来ているんですね。青い絵付けが特徴なんだと思いました。
木原さん
確かに、呉須(ごす)と呼ばれるコバルト系の絵具で絵付けされたものが有田焼の大きな特徴ですね。白磁の美しさと磁肌なめらかさが呉須と呼ばれる青色をより一層映えさせてくれます。もちろん青だけでなく、赤や金色といった色もよく使われていますし、幅広いデザインがあるんですよ。
富ヶ谷新聞
他にも商品の棚を見ていて気になったことがあるのですが、KIHARAさんの商品って、結構お求めやすいお値段になっていますよね?有田焼でおま!と言われると、お高いんですよね?って勝手に思っちゃってたのですが。
木原さん
ウチは商社なので、自社工場は持っていません。たくさんの窯元さんがいて、皆さんそれぞれ特性を持っていらっしゃいます。商品開発をするときは、その特性を活かしながらデザインを考え、各窯元さんに製作をお願いしています。KIHARAを通して有田焼・波佐見焼をもっと身近に感じてもらうためにデザインや価格を考えて商品開発をしています。
富ヶ谷新聞
そういった理由があったのですね。気軽に有田焼、波佐見焼を食卓に並べられるのは嬉しいです!
ポップなデザインのものも多くあり、幅広い層にアイテムを発信しているKIHARAさん。
これは物欲そそられます!
こちらは香酒盃(こうしゅはい)という、地元の焼酎メーカーさんと協力して作った、お酒の香りをより楽しむことのできる酒器!
実際に、普通の酒器と香酒盃にそれぞれ同じお酒が入っているのですが、匂いをかいでみると一目瞭然!ならぬ一嗅瞭然!是非一度体験してほしい!
こちらの香酒盃も、Lサイズで2,000円〜という価格帯なんです。
デザインの種類も豊富!買っちゃうよねぇ。
有田焼、波佐見焼をより身近なものにしてくれるKIHARAさん。富ヶ谷から世界へとその伝統を広げて行こうというその気持、
応援させてください!
1周年を記念した豆皿「TOMIGAYA ICON」は、7月18日水曜日から数量限定で発売されます。お値段は皿立てがついて1,000円(税別)!それに合わせて、31日までの期間、3Fにて有田の街の風景や、作業風景などの写真展示が開かれます。そちらも含めて、この機会に有田焼に気軽に触れてみてはいかがでしょうか?
KIHARA TOKYO
東京都渋谷区富ヶ谷1丁目14-11 2~3F
TEL : 03-6407-1571
営業日 : 11:00~19:00
定休日 : 月曜日(祝日の場合は翌日火曜日が休日になります)