ずっと気になってました。
代々木公園駅から僕の家への帰り道にやったらお洒落な古書店があるんです。
通りから見える店内に並ぶ本の数々。読書家とは到底呼べない私にはちょっと敷居が高いとは思いましたが、読書の秋もやってくることですし、思い切って取材をお願いしてみました。
店主の小笠原さんから快く取材許可をいただき、小雨降る中お話を聞いてきました。
富ヶ谷新聞(以下 富)「よろしくお願いします。まずは、SO BOOKSさんがどのようなお店なのか教えていただけますか?」
小笠原さん(以下 小)「写真集がメインの古書店と考えていただいて結構ですね。後は現代アートやファッションに関する本もたくさん置いてあります」
富「何故写真集に特化したお店を出そうと思ったんですか?」
小「好きだからです」
KING OF 即答!
そりゃそうですよね。聞いた僕が馬鹿でした。「好き」は全ての原動力ですもんね!
その「好き」が詰まった店内。
富「富ヶ谷という場所を選んだ理由ってありますか?」
小「本当は山手の内側にと思いましたがやっぱり家賃が高くて 笑。この辺りはデザイナーさんや写真家の方やファッション関係の方も多いという話は伺っていたので」
富「やはりそういったお客さんが多いですか?」
小「そうですね。ただ、写真集に特化したお店ではありますので、わざわざ足を運んでくださるお客さんも多いですね」
ここにしかないような貴重な写真集も並ぶ店内。敷居は確かに高いのですが、せっかくなのでよじ登ろうとこんな質問をしてみました!
富「僕みたいな何も知らないお客さんにもオススメできる1冊なんてご紹介いただけないでしょうか?」
これ、質問される側だったら嫌な質問だろうなぁとは思いつつも投げかけてみると…
小「そうですねぇ。そういうお客さんもいらっしゃいますよ。彼氏や彼女にプレゼントで動物や、花の写真集をあげたいとか、お父さんお母さんへのプレゼントにしたいとか」
富「写真集のプレゼントって素敵ですね」
小「ん〜…. これなんか面白いですよ。After Ninetyという写真集で」
富「90歳オーバーの方が被写体の写真集ってことですか?」
小「その通りです。しかもこれを撮ってる写真家のイモジェン・カニンガムもこの時90歳を超えてるんです」
富「すごく表情のある老人たちの写真が並んでますね。面白い」
小「イモジェンも癖のある人だったので、周りにも癖のある人がいっぱい集まったんですかね?笑」
これも一つの出会いだなと購入しちゃいました。
夏が終わって急に肌寒くなり、秋が汗をかきながら小走りでやってきました。季節の変わり目に、自分も少し変わって、新しいものに目を向けてみるのも面白いですよね。
週末はカーディガンでも羽織って、お気に入りのソファーで、コーヒー片手に写真集をめくってみる。
そんな1日にしてみてはいかがでしょうか?
この本棚の中に素敵な出会いが待っているかも?
とても美しいwebサイトで、取り扱いの写真集をチェックできますよ。
SO BOOKS
art & photography
http://sobooks.jp/
〒151-0064 東京都渋谷区上原1-47-5 1F
TEL/FAX 03-6416-8299