えっ!ここ居酒屋?おしゃれが滲み出ちゃう新感覚居酒屋♪『PODUNK(ポダンク)さん』!

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2024年5月1日、富ヶ谷にオープンした居酒屋「PODUNK」さん

ひときわ目を引くテラス席の奥には、全面ガラス張りの店内。
そのスケルトンの風貌は、イタリアンやフレンチ料理店のようなおしゃれな雰囲気が滲み出ています。が。。。紛れもなく居酒屋さんなんです!

和風創作居酒屋ならではのこだわりを感じる新感覚の美味しいご飯や、“PODUNK”に込めた想い等をオーナーの中井さんに取材させていただきました!

おしゃれな外観。記事を最後まで読むと良い事があるよ〜♪

笑顔で出迎えてくださったのは、オーナーの中井さんと料理長の井上さん

今回お話ししてくださったオーナーの中井さん(写真左)。料理長の井上さんは確かな腕前と人柄でお客さんからの信頼も厚い(写真右)。

富ヶ谷新聞
本日はよろしくお願いします!早速ですが、なぜこの富ヶ谷の地でお店を開こうと思われたんですか?

中井さん
2010年から祐天寺で焼き鳥屋をやっているんですが、その当時から小田急線沿線の物件も見ていて、代々木八幡の駅に魅力を感じていたんですよ。あったかい街だなあ〜と。それで今回2店舗目を出店するにあたって、こちらの物件との出逢いがあったんです。運命を感じましたね。

富ヶ谷新聞
祐天寺の店舗は焼き鳥屋だそうですが、今回はなぜ和風創作の居酒屋に?

中井さん
本来は焼き鳥屋をやりたかったんですよ。ところがですね、焼き鳥屋で物件を探すとなるとなかなかないんですよ。煙とか油とかで嫌がられますんでね。

富ヶ谷新聞
なるほど。炭火も使いますもんね。(焼き鳥大好きなんだけどな〜)

中井さん
そうなんです。だから3年かけてもなかなか良い物件が見つからなかったんだけど、居酒屋にすると門を通してもらえた、と言うのが正直1番の理由です。

富ヶ谷新聞
なるほど!そんな裏事情があるんですね!続いて店名の由来を教えて下さい。

お店に入るとすぐに、カウンターと厨房がお出迎え。

中井さん
PODUNK(ポダンク)って“田舎町”という意味のスラングなんですけど、皆さんの“田舎“的存在になりたいですね。カウンターを通して仲良くなって、それぞれが人の温もりを感じられたらいいな〜という感じで。

例えば居酒屋とか飲み屋に行ったら、隣の会話って聞こえる時あるじゃないですか。その会話ってまたちょっと楽しかったりするじゃないですか。後日ネタになったり。そういう空間って大事だなと。このお店がきっかけで楽しく過ごして、また日常に帰ってくれたらいいなと常々思ってます!

富ヶ谷新聞
なるほど。確かに居酒屋ならではの交流ってあるかも!コロナ禍ですっかり忘れてました。

中井さん
おしゃれすぎず、ゆるくってのがコンセプトです。でもオシャレだよってお客さんと話してるとよく言われたり、入口が奥まってるから入りづらいとも思われるんですけど、ぜひ怖がらずに入ってきていただければと思います笑

富ヶ谷新聞
では、ポダンクさんの名物料理を教えて下さい!

中井さん
焼き鯖のお寿司です。僕は元々関西にいたので握り寿司より、押し寿司の方がなじみ深くて。東京って意外と少ないなって。個人的に大好きなこともあり、取り入れました。すごく美味しいんで!

人気メニューの焼き鯖寿司。

まず焼き鯖の光沢感に感動!輝きが美しすぎる。大葉の良い香りに、酸味が強すぎずちょうど良い甘み。

焼き鯖とご飯の完璧なバランスに、口の中が幸せすぎる〜〜!!

こんなに美味しい押し寿司に出会えてよかったとまたまた感動。これはリピート確定しちゃう!

そして思わず出てしまったこの一言。

「日本酒ください!」

ドリンクは…あえてこだわらないのがポダンク流のこだわり?

富ヶ谷新聞
ドリンクの種類も豊富ですね?

中井さん
人の好みは様々なので。逆にこだわりなくて。

クラフトビールに関してはズバリ、パッケージで選んでます。ファーストインプレッションですね。日本酒は酒屋さんの季節のおすすめから選ばせてもらってます。

最重要視しているのはやはり価格帯ですね。お店の業態に合わせたちょうどいい価格帯を置いています。

種類豊富なメニューを見ていると、気になるものが!!

富ヶ谷新聞
季節のフルーツサワーがあるんですね!

中井さん
そうです。今月はスイカです(取材時6月)。コールドプレスでお出ししているんですが、そのもの自体の自然の甘みが出て、オススメですよ。

ちなみに5月は和歌山の甘夏でした。酸っぱいイメージあると思うんですけど、これがまた良い甘みが出るんです。

左がスイカサワー。右がスイカジュース。

いただきます! ゴクゴクッ。。。

んん〜!おいし〜〜!!

スイカの甘みと香りがすごく凝縮されていて最高!
思わずもう一杯おかわりをしてしまう程の美味しさでした!

富ヶ谷新聞
テラスも素敵ですね〜。今もお客さんがいらっしゃいますもんね!(取材は土曜の17時すぎ)

中井さん
そうですね。テラスは一定数の人気がありますね。最大6名まで行けますよ。雨が降っても屋根が出るんで、小雨程度なら凌げるんですよ。外飲み好きの方はぜひ!

オープンしたばかりでまだ認知度は低いけれど、料理はもちろん随所のこだわりを見てほしい。ぜひ一度お店に入ってきてほしいと強く語る中井さん。

そこで、断られるの覚悟でとあるお願いをしてみました!

富ヶ谷新聞
あの〜全然ダメだったら遠慮なく断ってもらっていいんですけど。(モジモジ)

中井さん
???

富ヶ谷新聞
初回来訪時に“富ヶ谷新聞を見た”で、何か一品サービスして頂くというのは…どうでしょう。(モゴモゴドキドキ)

中井さん
あ〜!全然!いいですよ〜!年内平日限定でやりましょう。

富ヶ谷新聞
うひゃ〜やったぁ!!なんと二つ返事でOKをくださるとは!

太っ腹!ありがとうございます!

中井さん
ではこの前菜3種盛りを注文されたら1品サービスで。3種を4種盛りにします!

富ヶ谷新聞
ありがとうございます!!

中井さん
5種盛りは6種出します。よかったらぜひお店に入って来て下さい!笑

※「富ヶ谷新聞を見た」でこちらの前菜3種盛りがプラス一品4種になります♪

(5種は6種に!)2024年、年末まで。平日限定。

こだわりのL字型のカウンターだけでなく人と人との温もりを感じられる店内は、中井さん達の人柄の良さがあってこそ♪

楽しく素敵な時間はあっという間でした!

お料理は繊細な味付けで、もちろんどれも絶品!ぜひお酒のお供に♪

Podunk(ポダンク)
住所: 東京都渋谷区富ヶ谷1-44-1
電話番号: 03-4400-2197
平日営業時間:18:00〜24:00
土日営業時間 :17:00〜24:00
定休日 :月曜、木曜
Instagram:https://www.instagram.com/podunk_tomigaya/

取材/文 浅野・かおるん

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