富ヶ谷からもすぐ行ける、1年中予約なしで本格火鍋が食べられるお店

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富ヶ谷から北に行くこと約15分。幡ヶ谷駅周辺には隠れた名店がたくさんあります。今回ご紹介するのもその一つ。予約なしで1年中おいしい火鍋が食べられるももたろうさんにお邪魔してきました!激辛好き必見!
梅雨に入って少し肌寒い今日この頃。火鍋で温まるのはいかがでしょう?

ももたろうさんは、オープンしてもうすぐ2年。まだまだ新しいお店ですが、辛い物好きのお客さんで毎夜にぎわっている人気の居酒屋さんです。こじんまりとした落ち着きのある雰囲気のお店は、五箇谷桃子(ごかやももこ)さん一人で切り盛りしています。桃子さんの人柄もあり、店内はとてもアットホーム!

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桃子さん、なかなか面白い経歴をお持ちで、高校卒業後に美容学校へ進学するも、「違う!」と思い退学。翌年になんと大学へ入学。大学卒業後に何をしようかなと考えていた時に、ずっとたずさわっていて好きなのは飲食業だと気づき、飲食店でアルバイトをしながら夜間の料理学校に通ったそうです。その後、ワーキングホリデーでオーストラリアに渡り、帰国後は火鍋専門店に就職したとのこと。火鍋専門店ではトータルで6年ほど勤めたそうです。

そう、ももたろうさんの隠れた名物が、火鍋。予約なしで1年中食べることができるのです!

使っている漢方は20種類以上。種類はこだわって厳選していると言います。ベースのスープは同じなので、違いを出すために、辛い方にはしびれるようなものや苦みのあるものを中心に使い、白湯の方は甘みが強いものなどを厳選しているそうです。漢方のブレンドについては、過去に勤めていた火鍋屋さん時代に学んだそうですが、桃子さん自身も国内はもちろん、中国や台湾まで赴いて火鍋を食べ歩き、日々研究しているとのこと!本格的です。

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今回もモグモグ隊のHITOMIちゃんを召喚!ビールでカンパイして火鍋を待ちます。お店には漫画がいっぱい!

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いよいよ火鍋登場!本場の火鍋は、しゃぶしゃぶのようにつけだれをつけて食べるのが普通なのですが、こちらの火鍋は日本人にも食べやすいようにアレンジしつつ、スープにもしっかり味をつけているのでつけだれなしでもおいしくいただけるようになっています。もちろんつけだれも好みを桃子さんに伝えればあるもので用意してくださいます。

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火鍋専門店ではないので、具材は基本的にはおまかせ。白菜などはいつもありますが、青菜などは毎回違うものになるそうです。この日、私たちは基本の具材にさらに薬味のパクチーとネギを注文しました。
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今回は予約をしていたので、金針菜(きんしんさい)というめずらしい野菜を用意してくださっていました!桃子さん曰く、金針菜は日本ではあまり見かけないけれど、ソテーなどにしてもおいしく、火鍋にもとても良く合うのだそうです。予約時に金針菜をお願いすれば用意してくれますよ!ただし、手に入らない場合もあるので、そこはご了承くださいとのこと。実はこの金針菜、乾燥のものがスープにはいつも入っているそうです。

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左が生の金針菜。右が乾燥のものです。

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鍋奉行のHITOMIちゃん、テンションMAXで具材をどんどん鍋に投入!

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そして実食!!

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笑顔でお酒もすすみます!

火鍋は1人前1500円。3人前からスープが麻辣と白湯の2種類になります。どちらもコクがあってとても味わい深いスープ。飽きずに食べられます。特に麻辣はスパイスの調合にこだわっているだけあってとてもスパイシー!

富ヶ谷新聞hazuki
「以前食べた時にも思ったんですが、ももちゃんの火鍋はクミンがすごく効いてますよね?とても個性的。」

桃子さん
「そうなんです!カレーっぽいっていうお客さんもいます!」

この辛さ、クセになります。私はもっと辛くしたかったので、桃子さんにわがままを言って辛みの調味料をもらいました!白湯の方もマイルドだけど、しっかりと味があって飽きない。この火鍋が一年を通して人気なのもうなづけます。

火鍋ももちろん人気なのですが、実は麻婆豆腐のファンも多いそうです。一人で火鍋はちょっと…という方には、麻婆豆腐もおすすめ。他にもよだれ鶏やチャンジャ、かれいの縁側ユッケなどのちょっとしたおつまみから、カレー、冷やし坦々麺などのご飯モノまでいろいろありますよ!
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梅雨が明ければ暑い夏がやってきます!暑い時期こそ熱々の辛い物っていうのもオツなもの!富ヶ谷から少し足をのばしてぜひ一度召し上がってみてください!

ももたろう
渋谷区幡ヶ谷1-5-4 大坂屋ビル1F
03-6276-3745
20時頃から朝まで営業!
不定休なので、営業時間やお休みなどはツイッターよりご確認ください。

https://twitter.com/momotarhatagaya

取材/文 hazuki

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