オーガニック
最近ではよく聞く言葉ですし、富ヶ谷では取り扱っているお店もとても多い中で、フランス語でオーガニックを意味する”ビオ”を冠したスーパーマーケット「ビオセボン」さんが富ヶ谷の交差点に象徴的に建つ、マンションの1階にオープンしました。
さて、どんなお店なのか?お話を聞いてきましたよ!
お話を聞かせてくれたのはおかいさん。
富ヶ谷新聞
よろしくお願いします!まず、ビオセボンさんがどんなお店なのか?簡単に教えてもらえますか?
おかいさん
よろしくお願いします!ビオセボンはフランスのオーガニックスーパーなんです。日本ではオーガニックって敷居も値段も高いイメージがあると思うんですが、フランスではごく一般的なものなんですね。家の近所で、どのスーパーを選ぶかという中に、普通にオーガニックスーパーが選択肢として入ってるんです。日本でももっと身近にオーガーニックスーパーがあればいいなという思いで店舗展開しています。
富ヶ谷新聞
そうなんですね!日本では最近「オーガニック」という言葉もよく聞くようになりましたが、やっぱり少し値段も意識も高くて、僕みたいなものが手を出すなんて・・・と腰が引けてました。
おかいさん
そうなんですか笑 もっと皆さん気軽に試していただきたいと日々頑張っているのですが。
富ヶ谷新聞
おかいさんの思うオーガニックの一番の良さってなんですか?推しポイントを教えてください!
おかいさん
単純に、
おいしい
ですかね。
富ヶ谷新聞
あら、シンプル。
おかいさん
早く育てたいとか、たくさん作りたいというのは人間の勝手であって、農薬、化学肥料などを使うということはやはり味に影響が出てくると思うんですよね。オーガニック食品というのは、そのもの本来の味をより楽しむことが出来ると思うんです。僕の場合は単に食べてみて美味しいというところから入りましたね。そこから、環境にも優しい点、未来の子供たちへと繋げていく食という面なども考えるようになりました。
富ヶ谷新聞
「おいしい」という入り口はとても良いですね。そこに安心や優しさが付いてくるなんて最高ですもん!
おかいさん
そうですよね。ビオセボンでも、まずは美味しいっていうところを体験してほしくて、お惣菜やお弁当などをご用意しています。店頭に並んでいる食品、調味料を使ったものなので、いろいろ揃える前に是非試してみていただきたいです!
富ヶ谷新聞
うんうん。確かに入り口としては最適ですね!野菜買って余らせちゃったりするのももったいないし。
おかいさん
サラダセットなんていうのもあるので、こちらで野菜の美味しさを感じていただくのもいいかもしれないですね。
富ヶ谷新聞
ほうほう。2人分くらいのサラダがもう準備されていて、お値段も300円ほどと、お買い得ですし、これは買って帰ろう!
ん?
これもオーガニックならではですね。虫さんがいるってことは美味しい野菜だってことだ!美味しい野菜は僕も虫さんも大好きだ!
富ヶ谷新聞
他にもおすすめ商品を紹介していただけますか?
おかいさん
どれもおすすめで、オーガニックをより身近にするために、開発から関わっているような商品もたくさんあるのですが、こちらのバルクコーナーは、また気軽に美味しく楽しめるようになっていますよ。
富ヶ谷新聞
やだ!量り売り!?楽しそう!!!
おかいさん
これはオーガニックレーズンです。一般的なレーズンって、くっついちゃわないようにオイルがまぶしてあるのですが、これはノンオイルです。レーズン本来の味を邪魔するものがないので、とっても美味しいですよ!ワインと一緒につまんだりなんておすすめです。
富ヶ谷新聞
僕、レーズンって好んで食べないですが、これは美味しい!ビールでもいいかも!袋で買うと多いけど、量り売りだから食べたい分だけ買えていいですね。
おかいさん
そうですよね。あ、このドライいちじくもおすすめですよ!これ、おすすめの食べ方あるので、ぜひ試してみてください。
おかいさん
このフランス産の発酵チャーンバターがドライフルーツとすごく合うんです!
富ヶ谷新聞
チャーン??
おかいさん
チャーンという機械を使う昔ながらの製法なんです。無農薬の牧草を食べて育った牛の乳と、ゲランドの塩を使って作られています。
このゲランドの塩もとってもおすすめですよ。バターは深いコクがあって本当に美味しいんです!
富ヶ谷新聞
いただきます!
これはうまい!!!!!
口の中にバターの旨味がブワッと広がって、その後にドライいちじくの凝縮された旨味が滲むようにじわっと現れる。バターのちょうどいい塩味がいちじくのほんのりした甘さを引き立てる!
富ヶ谷新聞
おかいさん!シンプルにおいしいっていうの伝わってきますよ!
おかいさん
嬉しいです。体や環境に安心で優しいというようなことの前に、美味しいモノとしてオーガニック食品を選択肢に入れることが出来るようにしていきたいですね。
富ヶ谷新聞
もう僕の選択肢には入っております!
おかいさん
オーガニックワインも、フランスのビオセボンで人気のものも含めてラインナップされているのですが、気軽に試せるお値段のものも多いので、是非違いを楽しんでみてほしいですね。
富ヶ谷新聞
オーガニックのイチゴなんていうのもあるんですね。
おかいさん
本当に珍しいです。JASマークの付いているものはこの農家さんが作っているモノ以外僕は知らないですね。イチゴって、土にすごく近い場所に実をつけますよね。だからやっぱり虫などが付きやすくて、どうしても農薬が必要になってくるんです。普通に流通しているイチゴは結構な量の農薬を使っているんです。オーガニックイチゴを育てるのは相当大変なことなのですが、イチゴってゴシゴシ洗えるものでもないですし、皮を向いて食べるものでもないですしね。それにこのイチゴとっても美味しいんですよ。
富ヶ谷新聞
やっぱり美味しいんだ!オーガニックすごい!
その他にも珍しいオーガニックビーフなんて商品も!牧場と共同でビオセボンさんも開発、育成に関わっているそう。すごい。
他にも隅々にまで、こだわりの商品が並んでいるので、是非皆さんポップなどを読みながら、ゆっくり商品を吟味して回って見てください。ずーっとワクワクしますよ!おすすめの醤油や、パーティーなどに差し入れで持っていったら喜ばれそうなスパークリングジュースなど、色々教えてもらいました!
黒いエプロンをしている方は社員さんなので、なんでも聞いてみてください。
オーガニックを当たり前にしたい。
そんな志と、愛の溢れるとっても素敵なスーパーでした。
富ヶ谷がまた素敵な街になりましたよ!!!
写真・文 : 八木
ビオセボン
渋谷区富ケ谷1-49-21
営業時間 9:00~21:00