元代々木町TANA dinerの、ちょっと和風な絶品カオマンガイ『土鍋ご飯』を実食!

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渋谷の東急本店通り辺りから神山町辺りを”奥渋”と呼ぶのなら、そのもっと奥の代々木八幡駅を越えた地蔵通り付近は、勝手に”深渋”と呼んでしまいたくなるような静かなエリア。今回は、静かながら個性的なお店が点在する”深渋”エリアの中でも連日ひときわにぎわっているTANA diner(タナダイナー)さんの不動の人気メニュー、土鍋ご飯をフィーチャー。

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タナダイナーさんは、タナダイこと田中大輔さん、美香さん夫妻二人で切り盛りする、ご飯がとてもおいしいお店。一見外から見ると、カウンターで常連さんが常にワイワイしているバーのような印象ですが、二階にはテーブル席もあり、オリジナリティー溢れるオリエンタル料理が夜遅くまで楽しめる貴重な場所なのです。

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オープン時から変わらぬ『土鍋ご飯』

Tana dinerさんの魅力の一つとして、常に変わる個性的なフードメニューがあるのですが、その中でも『土鍋ご飯』だけはオープン当初からずっとあるメニューなのだそう。それだけファンも多い人気の一品です。

『土鍋ご飯』は、美香さんが以前働いていたお店で師匠から受け継いだメニューをアレンジしたとのこと。いわゆる、カオマンガイを日本人の口に合うよう、日本の味噌などを取り入れたりと、やや和食寄りに改良したレシピ。

鶏を6時間ほど煮込んだスープをベースに、ナンプラーなどで味をつけ、

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鶏肉をのせて、土鍋で15分ほど炊き込めば出来上がり。

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コツは、「とにかく丁寧に!」これに尽きるそう。とってもシンプル。そこに、タナダイさんがオリジナルの特製ソースを程良くかけてくれます。

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白いソースは日本の味噌を隠し味にしたソース、黒いソースはスイートソイソースです。これをかけたら炊きたてのご飯に空気を含ませ、切るように手際良くふっくら混ぜてお茶碗へ。

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この時点でふわぁっと漂う香りにやられます!
うん、本当においしい!!
ほかほかのご飯を口に入れた瞬間、鶏のうまみがふわっと口に広がってしあわせな気持ちに!辛いのがお好きな方は、お好みでプリッキーヌというタイの青唐辛子を添えても良し!(激辛注意!!)

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この日、お店に土鍋ご飯をおいしそうに食べている常連さんが!

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こちらの井上さんは、タナダイナーで土鍋ご飯を食べたことをきっかけに、ずっと苦手だったパクチーを克服したそうです。以来、土鍋ご飯の大ファンなのだとか。しかも、土鍋ご飯にインスパイアされて、家でも土鍋でご飯を炊いて大失敗したという切ないエピソードも聞かせてくれました。(おかゆのようにべちゃべちゃなのに、ご飯には芯が残っていたという悲しいお話でした。。)

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この土鍋ご飯、結構なボリュームで、2~3人くらいでシェアしてちょうど良いくらいの量なのですが、夜遅くてもぺロリといけちゃいます。こってりしすぎず、味も濃すぎず薄すぎず、鶏のうまみが最大限に引き出され、上品でとても味わい深いのです。全てのバランスが完璧で、飽きのこないやさしい味がファンを増やし続けているのも納得。日本人だけではなく、外国人のファンも多く、初めて食べる人は誰もが感動する一品なんです!

夕食に、夜食に、飲んだ後にぜひ一度お試しください!

さらに、今回富ヶ谷新聞を読んでくださった皆さんに、タナダイナーより嬉しい特典が!「富ヶ谷新聞読んだよ!」と言って土鍋ご飯を注文した方に、無料でグラスビールをプレゼント!こちらは2018年3月末日まで有効で、シェアされる方は2名までグラスビールがもらえますよ。

タナダイさん、美香さん、ありがとうー!!

TANA diner
渋谷区元代々木町9-6
火曜日定休
Instagram(お料理やイベント情報など更新中!)

取材/文 hazuki

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