毎日のように通る道に、突如できたガラス張りのお店。何屋さんだろう?とすごく気になっていたんですが、
よくみると
「オリジナルノートつくれます」
なんて書いてあるんです。
うーん。気になる!
ということで、取材を申し込んでみたら快諾していただけたので、伺ってきました。
お話をきかせていただいたのは飯田さん
富ヶ谷新聞
よろしくおねがいします!
飯田さん
よろしくおねがいします!
富ヶ谷新聞
僕、ここの前の道を毎日のように通るんですが、急になんか不思議なお店出来たなと気になってたんです。
飯田さん
HININE(ハイナイン)という会社は印刷会社で、2年前からここで事務所を構えてたんですが、いつかノートのお店をやりたいなと思っていて、やっと2月の初めにオープンできました。
富ヶ谷新聞
なるほど!飯田さんずっといたんですね!
飯田さん
はい笑
富ヶ谷新聞
オリジナルノートを作れるということですが?
飯田さん
表紙や、紙、リングなどのパーツや、サイズなどをご自身で選んでいただけます。
富ヶ谷新聞
ほう!楽しそう!
飯田さん
例えば表紙だと
こんな質感のものだったり、
これなんか新しいラインナップなんですが、ちょっと触ってみてください
富ヶ谷新聞
うほっ!スウェードみたい!気持ちいい!コレ好き!
飯田さん
笑 他にレザーもご用意しています。
富ヶ谷新聞
レザーですか!高級感出そうですね!
飯田さん
ちょっと値段は上がりますが人気ですよ。ノートを使い切ったら、リングを外して、また中の紙だけ替えて使うこともできますし。
富ヶ谷新聞
それもいいですねぇ。レザーは味も出てくるだろうし。
もうなんだ、
楽しそうなんで早速一冊つくらせてください!
飯田さん
はい!是非!
ということで、実際にオリジナルノートを作らせていただくことに。飯田さんがカルテを用意し、そこに選んだパーツをチェックしていきます。さてはて、どんなノートができるのか!?
飯田さん
では、最初にサイズを決めてもらいます。B5かB6を選んでいただけます。
富ヶ谷新聞
うーん。小さいの愛着わきそうなんで、B6にしてみます。
飯田さん
次に、縦綴じか横綴じかなんですが
早速迷うところではあるが、ここでどんなノートが出来るかの基本が決まる。
棚に出来上がったノートのサンプルがたくさんあるので、そちらを参考にスタートしていける。
リング製本縦綴じのB6サイズたち。先ほど出てきたスウェードっぽい紙の表紙です。
横綴じ
テープ製本もかわいい。迷っちゃいますね!
富ヶ谷新聞
(サンプルを手にとりながら)横綴じでいきます!っていうかこのサンプルのノートでいい気がする笑
これくださいって 笑
飯田さん
では、こちらで合わせながらいきましょう。次は表紙を選んでいただきます。
富ヶ谷新聞
とうとう表紙を決めるわけですね。さっきのスウェードみたいなのにしたいなぁ。
飯田さん
そちらですと、このグレーが人気ですね
富ヶ谷新聞
いい!でも、人気だと言われるとハズしたくなるのがカスタムの心情というか。。。
飯田さん
表表紙、裏表紙で別のモノを用意していただけます。
富ヶ谷新聞
なるほど!さらに選択肢が増える。。。うーん。この色もいいし、こっちもいいけど。。。
これにします!
飯田さん
それ、グレーですね。。。
富ヶ谷新聞
あ、、、、、
でもいいや!これが好きだ!
飯田さん
裏表紙はどうします?例えばこんな質感の紙もあったり。
富ヶ谷新聞
お!レザーっぽい質感の紙なんですね。重量感あっていいなぁ。
って飯田さんの掌の上で踊らされているような。。。
飯田さん
そんなことないですよ笑
富ヶ谷新聞
しかし、これ緊張するな。ダサいの出来ちゃったら恥ずかしいっていうプレッシャーが…
飯田さん
大丈夫ですよ!リラックスして作ってください笑 意外とどの組み合わせも可愛く仕上がりますし、今まで見てきて、これはダサいなんてことありませんでしたよ!
富ヶ谷新聞
本当ですか?乗せかたが上手いなぁ。
飯田さん
不思議とお客様のその日のコーディネイトの色に寄っていったりするのは面白いなと思いますね。
富ヶ谷新聞
またちょっと意識しちゃうじゃないですか!けどそれは興味深い法則ですね。
うーん。じゃあ、裏表紙はこのブラックにします!(黒いジャケットを着た富ヶ谷新聞記者)
飯田さん
わかりました。では、リング製本にするか、テープ製本にするかどちらにします?
富ヶ谷新聞
リングがいいです!
飯田さん
リングは17色ご用意してまして
富ヶ谷新聞
これまた迷うやつじゃないですか!これみんな悩みますよね?
飯田さん
そうですね。1時間半かけて作られた方もいました笑
富ヶ谷新聞
わかる。。。銅いいなぁ。けど金もいいし。。。
飯田さん
今の感じならどの色を入れても似合いそうですね。
富ヶ谷新聞
銅にします!
飯田さん
かしこまりました笑 次は紙を選んでいただきます。
ウチは印刷屋さんなんで、みんなであーでもないこーでもないと選ばせていただきました。書きやすいものから、面白い質感のものまで、9種類。それぞれ、無地・罫線・方眼・反転の白抜き罫線(B5サイズのみ)の4種類あるので、計36種類用意しています。
富ヶ谷新聞
なんと!!!!!
飯田さん
その中から、3~4パック選んでいただく形になります。
富ヶ谷新聞
選択肢多いですねぇ。書きやすいのがいいかなぁ。
試し書きして、書きやすかった”しらおい”を2パックと、色合いの素敵なタブロの罫線を1パック、方眼のクラフト紙を1パック入れてもらうことに。
飯田さん
オプションで、ゴムか丸タックを付けることができますがどうします?
富ヶ谷新聞
丸タックつけたいです!丸タックって言いたいし!
毎度のことながら悩む悩む。サンプルの表紙とにらめっこ
富ヶ谷新聞
思ったよりイメージできないですね。
飯田さん
そういう方のために・・・
お!クリアファイルに取り付けられた丸タックたち!
これなら!
イメージしやすい!
しかし、サンプル一つ一つがよくできていて、ノートを作るお客さんのことを考えて作られており、自分好みのノートをじっくりと作っていけるようになっています。満足できるノートを作ってほしいという気持ちがこもっていて素敵です!
富ヶ谷新聞
オレンジいってみたい!
飯田さん
いいんじゃないです?オレンジなら中の留め具はゴールドにして
富ヶ谷新聞
よし!そうしよう!
飯田さん
紐の色も選んでいただけます。
富ヶ谷新聞
ぎゃぁぁぁ!もう迷いすぎて心が折れそうだ!じゃあ、もう黒!この黒!迷ったら黒!
飯田さん
オレンジに黒っていいと思いますよ。
富ヶ谷新聞
本当ですか?うふふ。。(平常心ではなくなっています)
飯田さん
ゴム、丸タックを付けていただいたお客様には、カレンダーとポケットをサービスしているんですがどうしますか?
富ヶ谷新聞
サービスで!つけます!カレンダーお願いしたいと思ってましたし!
飯田さん
ポケットはどうします?
富ヶ谷新聞
付けます!ポケットも便利そう!
これで、パーツのセレクトは終了。富ヶ谷新聞の場合は30分弱で終わりました。
飯田さん
選んでいただいたこの表紙なんですが、紙の性質上、角がこすれると剥がれてしまうことがあるので、このような丸角にカットすることをおすすめしてるんですが
富ヶ谷新聞
!!!見た目もかわいいし、是非お願いします!
飯田さん
2か所か4か所どちらにします?
富ヶ谷新聞
じゃあ僕は2か所でお願いします
飯田さん
わかりました。では少々お待ちくださいね。
カラフルな引き出しから、カルテにメモしたパーツたちを集めてくれる飯田さん
集合!
そして最終確認。ここへきて迷いがまた生じますが、弱い心を初志貫徹の精神で押さえつけファイナルアンサー!
綴じる順番を確認してついにノートへと姿を変えていきます。
1カットプラス100円で正方形のノートなんかも作れちゃうそうです
キターーーーーーーーーーー!
出来ました!ってピント笑 後ろの棚に合っちゃってる。。
世界に1つだけのノートが約40分で出来上がりました。さらに、表紙に文字を型押しできるというので、せっかくなのでやってみることに。
よいしょ!
とんととんとんとーん
よく見るとGが逆さですが。。。「TOMIGAYA SHINBUN」と刻印を打って出来上がり!
やっぱり愛着沸きます。なに書こうかなあなんて考えながらペラペラしてるだけで楽しくなっちゃいます。
このB6サイズのフル装備で約1,500円くらい。B5だと1,500円から2,000円くらいで作れちゃうとのことです。
本当に楽しく、「モノ」として大切にしたくなる自分だけのノートが作れちゃうHININE NOTEさん。おすすめです!
プレゼントにしても喜ばれるのでは?
こんな可愛らしいラッピングもあります。
「何これ?えー開けていい?」
「どうぞ!」
「わー!かわいいノート!」
「それ、オリジナルで、世界に1冊のノートなんだよ。作ってきた」
妄想は膨らみます。
HININE NOTE
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