富ヶ谷新聞は東京富ヶ谷の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

凛とした花の香り、コーヒー、時々お酒。カフェ併設の花屋、Petit bleuで味わう至福の非日常感!

当記者が幼稚園児だった頃、憧れの職業が沢山ありました。
その中の一つが、花屋。
色とりどり花に囲まれ、かぐわしい香りの中、毎日キラキラとお仕事するのが憧れでした。
大学生の頃、近所の花屋でアルバイトをした事があります。
指が痛くなるほどのキンキンに冷たい水、容赦なく床に落ちていく花粉と葉っぱ、そして掃除、
水と花の入ったケースは鉛のように重く、理想と現実の違いを噛み締めたものでした。
初台商店街の終わりの辺りに、Petit bleu(プティ・ブルー)さんという花屋があります。
淡い思い出を抱えて、取材させて頂きました。

 

富ヶ谷新聞
こんにちは!

高津さん
こんにちはー!

この日は風が強かったので、ディスプレイされている花は少なめでした。
普段はもっと沢山ディスプレイされています!
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店内は百花繚乱!
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無造作に陳列されておらず、キチンとアレンジメントされています。
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センスのある飾りやドライフラワーも。
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ミニブーケ!
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高津さん
富ヶ谷新聞、過去記事見ましたよー。
「フルール・ド・アルル」さんも載ってましたね!
私、太田さんご夫妻と知り合いなんです。
世界観を大切にする、街で愛されるお花屋さん『FLEUR DE ARLES(フルール・ド・アルル)』 2019.11.12

富ヶ谷新聞
ええっ?!
そうでしたか!!!
世間は狭いですねぇ。
でも、繋がりが分かって嬉しいです!

常盤さん
あ、どうも、こんにちはー。

富ヶ谷新聞
こんにちはー!
(この時、常盤さんとは初対面の当記者)
あっ、ご夫妻でいらっしゃいますか?

高津さん・常盤さん
違います(即答)。

富ヶ谷新聞
あっ・・・
失礼致しました・・・

高津さん
よく間違えられるんですよー。

ここでお二人のお写真です。
パチリ。
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左が常盤さん、右が高津さんです。

富ヶ谷新聞
こちらのお店はいつ頃から始まったのでしょうか。

高津さん
今年の秋で5年になりますね。
初めからカフェも併設していて。
そもそも、2007年か2008年頃に初台坂下でこのお店をオープンしたんです。
その時から、コーヒーを振舞っていたので、カフェ併設はその流れですね。
で、5年前にここに越してきたんです。

 

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富ヶ谷新聞
こちらのお店を始めたきっかけを教えて下さい!

高津さん
元々、私も常盤(さん)もそれぞれ別の花屋で働いてまして。
花屋同士、仲が良かったんです。
常盤(さん)が独立する時に、スクールでフラワーアレンジメントを教えていた私に声を掛けてくれたんですね。
それが始まりです。

フルール・ド・アルルの太田さんご夫妻や、常盤さん・高津さんのように、
花屋同士で仲が良いって、良いですね。

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富ヶ谷新聞
ズバリ、このお店の独自の強みとは。

高津さん
んー、そうですねー・・・

女性客
他の花屋さんには無いようなお花があります!

ここで、カウンターの女性のお客様(ご常連)が即座に答えて下さいました。

女性客
これは常盤さんのセンスだと思うんです。
他のお客さんも、珍しいお花が置いてある、とよく言ってますよ。

富ヶ谷新聞
見慣れたお花よりも見慣れないお花の方が興味をそそられて刺激的ですもんね。

高津さん
あとは、持ちが良い、と言われます。

常盤さん
仕入れる時に、良いものを選びます。
安いだけのものは選びません。

高津さん
状態が悪いものは売りません。
お客様からどうしても、ということであれば、他の花を買って頂き、その花はサービスで付けます。

富ヶ谷新聞
生花は長持ちしないから、多少悪いものでも安くすればいいかな、という考えは・・・

高津さん・常盤さん
ありませんねー。

これぞプロ魂です。
良いものを確実にお客様へ届けたい、妥協したものは届けない。

 

富ヶ谷新聞
この時期のおすすめのお花はありますか。
※2020年3月下旬時点

高津さん
そうですねー・・・ラナンキュラスですかね。
これは、花びらに光沢がある「ラックス」シリーズです。
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富ヶ谷新聞
花びらに蝋を塗ったような、不思議なお花ですね・・・
でもとても綺麗・・・

後に調べたところ、「ラックス」とは、「ラナンキュラス」と「ワックス」を合わせた言葉だそうです。

高津さん
で、こちらが通常のラナンキュラスです。
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幾重にも重なった明るい色の花びらが特長です。
花びらが沢山あると、何だか幸せ。

 

壁一面に咲くお花の反対側が、カフェになっています。
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カウンターがウッディで落ち着きます。
壁にはドライフラワーが飾られています。
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なお、ハートランドビールや、ミニボトルのワインといったお酒も楽しめます。
平日は17時から、土日はお昼から飲めるとのこと!

というわけで、早速キリマンジャロを頂くことに!
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富ヶ谷新聞
いただきます!
キリマンジャロは初めて飲みます!

程良い深みと苦味、清いお花の香りや目に優しいドライフラワーの飾りが、
より一層コーヒーを美味しくしてくれます。
日頃、無機質なパソコンやビルに囲まれて生きていると、
花に囲まれてゆっくりお茶を飲むことは、全く別の世界に生きているような感覚がします。

 

富ヶ谷新聞
今もアレンジメントは教えているんですか。

高津さん
教えてますよ!
このお店で、生徒さんの都合で教えています。
マンツーマンか、生徒さんが2~3人ぐらいの規模です。
クリスマスリースは、生のモミの枝などで作るので香りがとても良いですよ。

 

取材中、親子連れのお客様や、男性のお客様、老若男女様々なお客様がいらっしゃり、
「街のお花屋さん」として定着していることを感じました。
人と人の繋がりで生まれたこのお店は、センスと安らぎと「人の温かみ」に満ち満ちていました。

高津さん、常盤さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!

 

Petit bleu
住所 東京都渋谷区初台2-30-11-101
tel / fax 03-3375-9737
アクセス 初台駅徒歩5分、代々木八幡駅徒歩15分
営業時間
水曜 – 金曜:10:30~19:00
土曜:11:00~18:00
日曜:11:00~17:00
定休日 火曜日
Facebook フラワーショップ&スクール プティブルー
Instagram petit_bleu.f
※4/9現在、営業時間短縮しています
平日は18時まで、土曜は17時、祝祭日は16時まで。
しばらくの間、お休みは不定です。

取材/撮影/文:寺脇千草

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