3.7坪の小さな店内に色んな魅力がつまってる。神山町の複合型コンセプトストア「INN」さんにお邪魔してきました！

2015.12.26

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盛り上がってますね！神山町。CAMELBACKさんやMARUTA JOY＆Friendsさんのほど近くにまた、気になるお店が出来てました。

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宿屋や小さなホテルなどを意味する「INN」という名を冠したお店。半地下にある店内はなんと3.7坪。㎡で言うと12.23㎡。帖で言えば約7.5帖（しつこいですね）というコンパクトな空間にどんなお店ができたのか？うかがってまいりました！

出迎えてくれたのはこんなナイスガイ

アパレル担当の甲斐マイクさん

ラテ担当の福永英侍さん

コンクリ打ちっぱなしの店内にイケてるストリートカルチャーアート。最近あまり見ないCOOLなスタイルの店内がバックにちらりしてます。

富ヶ谷新聞
複合型コンセプトストアというスタイルということですが

甲斐さん
そうですね。もともとこの3.7坪という場所をどう活かすかというところから始まってまして、通常のアパレルだけだどそれほど魅力を感じなかったので、このスペースで一緒にできることということで、アパレルとラテ、さらにはコンセプトを変えていけるスペースの3つをU字型のカウンターで複合させようと。いわゆるBARなんかとは逆の形で・・・

富ヶ谷新聞
あっ！なるほど。BARなんかで言うと僕がいる方がバーテンさんがいる側になりますもんね！

甲斐さん
そうなんです。この形なら僕らのやりたい面白いお店が作れるかなと思いまして。
Uの事向かって右サイドにお二人が

こちらが向かって左サイド(どっちから向かってんだって話ですが)。

こちらサイドでは、期間ごとにコンセプトを変えていろいろなものを販売していこうと考えているそうで、その第一弾はレモネード・スタンド！2月中旬ごろまではこの、皮まで安心して食べられる無農薬の「京都れもん」を使用したフレッシュレモネードや、日替わりのクッキー、ケーキが提供されるそうです。

1枚の写真に入りきらないほどの空間を最大限に活かすスタイル。見事です。

富ヶ谷新聞
カッコいい空間ですね。

甲斐さん
最近アパレル業界やカフェでもライフスタイルショップ的な木のぬくもりを大切にした暖かい感じのお店が流行ってるんですが、僕がそういうのちょっと苦手で。インダストリーな温度のない空間にしたいなと思って、鉄のカウンターを使ったり、ドイツの古い電球を使ったり。

富ヶ谷新聞
コンクリ打ちっぱなしに黒。とってもクールで、甲斐さんのアパレルブランドpost amenitiesの雰囲気にもすごくあってると思います。

甲斐さん
もともとこの洋服からイメージしたところも大きいですね。まあ結局僕の部屋と同じ感じになっちゃってるんですが笑

右サイド。甲斐さんの前にはpost amenitiesの洋服たち。

天井にはドイツ製のプレキシガラスのシーリングライト。コンクリの天井によく似合ってます。

お店に入って正面にはエスプレッソマシンが鎮座しており、福永さんのラテコーナーになってます。

富ヶ谷新聞
この辺は本当にカフェ激戦区ですよね。

福永さん
びっくりしました。聞いてはいましたけど、思ったよりすごかったですね　笑

この激戦区で何に特化しようか、どこで差別化しようかってなったときに選んだのがコレですね

「東京牛乳」

富ヶ谷新聞
おお、東京牛乳！東京の牧場で作られてるんですか？

福永さん
そうなんです。東京と大阪で8年間バリスタをやってきたんですが、その経験を経て、僕はやっぱりラテが好きだなと。で、理屈がなくても「あそこのラテ、美味しいよな」って言ってもらえるようなラテを出したいなと思ってやってるんです。その中でこの牛乳を選びました。もともと甘い牛乳がスチームするとまた甘さを増して美味しくなるんです。

あと、これは僕の好みなんですが、コーヒーの味がしっかりするラテが好きなので、シングルショットのお店が多い中、ウチはダブルでご用意してます。

富ヶ谷新聞
コーヒー好きとしては嬉しいですね！ダブルにすると追加料金とられちゃうお店も多いですし。