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名物は「タイルパン」!上原で買えたタイルパンは今西原で買えます!パン激戦区の巨塔のひとつ、「HARUKA BREADS」に潜入!

代々木八幡、代々木上原、西原・・・
富ヶ谷新聞の取材エリアはパン激戦区でもあります。
しかし、消費者側としては「パン激戦区」はすなわち「沢山美味しいパンが食べられるエリア」。
それぞれの魅力をまとったパンは、私達の生活を明るくさせてくれるものです。
そこで、西原の人気パン店の一角を担う「HARUKA BREADS(ハルカブレッズ)」さん、
その魅力を探るべく、取材させて頂きました!

 

甲州街道沿いからはネオンサインと「BREADS」の看板が目印です。
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朝だったので、ネオンサインは消灯。
現在は短縮営業で、15時閉店のため(本来は19時閉店)ネオンサインが灯るのを見るのは難しそうです。

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角を曲がると、入り口です。
温かみのあるウッディなお店です。

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入口付近にある、開店・閉店時間の看板が個人的にとてもお気に入りです。
アナログの温かみ!

 

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窓側に沢山のパンが並び、とても良い香りがします!
開店直後の貴重な時間に撮影させて頂きました。

富ヶ谷新聞
おはようございます!

小堤(おつづみ)さん
おはようございます!

オーナーであり、パン職人である小堤さん、
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「横顔・・・なら大丈夫です」
とのこと、パシャリ。

富ヶ谷新聞
こちらのお店は、先日の9月で3周年を迎えたそうで。
おめでとうございます!

小堤(おつづみ)さん
ありがとうございます。
速いものです、3年・・・あっという間でした。

富ヶ谷新聞
こちらのお店を構える前は、代々木上原にいらっしゃいました?
そんな情報を得まして。

小堤(おつづみ)さん
そうなんですよ、代々木上原の「BLOTLAND(ブロートランド)」というところでパンを作っていました。
今はもう閉店してしまったみたいです。
そこのオーナーにここのお店のデザインをやって頂きました。

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富ヶ谷新聞
では、この棚もオーナーさんのデザインなんですね。

小堤(おつづみ)さん
はい、天井に敢えて梁を残したり、タイルな感じを出したり、
あと、外のネオンサインや、紫とピンクの黒板もオーナーのアイデアで。

 

富ヶ谷新聞
さて、HARUKA BREADSさんといえば、「タイルパン」が有名ですよね。
誕生秘話をお聞かせ願えますか?

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タイルパン、それは小堤さんが考案したブロックのようなカラフルなパンで、
クリームチーズ、オリーブ、チェダーチーズ、ドライトマトが練り込まれたパンなのです。
HARUKA BREADSさんの売れ筋1位を独走中です。

小堤(おつづみ)さん
実はタイルパン、BLOTLANDで考案して作って出していたんです。
当時「お酒に合うパン」を作って欲しい、と言われていまして、
それならBLOTLANDらしく、オーナーがタイル地が好きなのを絡めて作ったパンなのです。

富ヶ谷新聞
そして現在はHARUKA BREADSさんの「顔」となっているわけですね、タイルパン。

小堤(おつづみ)さん
ありがたいことに、このパンを買うために代々木上原からいらっしゃるお客様もいらっしゃいまして。
この場所は代々木上原から近いといえば近いですが、やや遠いと感じることもあるので、
本当に嬉しいです。

 
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富ヶ谷新聞
パン屋さんをやる!と決めたきっかけは何ですか。

小堤(おつづみ)さん
小さい頃からケーキを作るのが好きだったんです。
そこから「パンを焼きたい!」とパンを焼くようになって、
お昼はアルバイトをして、夜はパンの学校に通っていました。
卒業後はいろいろなパン屋で修業をして、最後にBLOTLANDに勤めていました。

富ヶ谷新聞
そして、独立して今に至る、と。
小さい頃からの「好き」が一貫しているんですね。
ところで、少し訊くのが怖いのですが、毎朝何時起きですか。

小堤(おつづみ)さん
(午前)3時です!

富ヶ谷新聞
!!!!!(衝撃で言葉が出ない当記者)
つらい・・・ですよね・・・

小堤(おつづみ)さん
パンを作っている時、「早く布団に入りたい!」と思うことはありますよ(笑)。
でも、やっぱりパンを作っている時は本当に楽しいんです。

 

では、HARUKA BREADSさんのパンを一部ご紹介します。
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奥が、スパイシーソーセージクロワッサン、
手前が、HARUKA BREADSさんで根強い人気を誇るクロワッサンです。
いつでもサクサク!

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奥が、カレーパン、
手前が、PIZZETTE(ピツェッテ)です。
イタリア語で「小さなピザ」という意味です。

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奥の左が、安納芋とくるみのキャラメルデニッシュ、
奥の右が、土日限定販売のフランボワーズのアーモンドショコラ、
手前が、シナモンロールです。

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フランボワーズのアーモンドショコラ、美しい顔立ちのパンです。

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奥が、バナナのデニッシュ、
手前左が、自家製カスタードを使ったクリームパン、
手前右が、白パンです。
ちなみにバナナのデニッシュは、当記者の家の人気パンです。

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国産小麦のはちみつパンです。
サッとトーストして、そのまま食べるのが当記者流。

 

富ヶ谷新聞
この場所にお店を構えた経緯を教えて下さい。

小堤(おつづみ)さん
もう、本当に偶然だったんです。
幡ヶ谷や西原は候補に入っていなかったんですね。
ネットで場所を探している時に、この場所がたまたま出てきて。
あとは、BLOTLANDののお客様から、
「お店をやるなら代々木上原に近いところで!」とリクエストされていたこともありまして。
だからといってBLOTLANDとはある程度距離を保たないといけないですし。
そうすると、やはりここだったんです。

 
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富ヶ谷新聞
どんなお客様がいらっしゃいますか。

小堤(おつづみ)さん
場所で言うと、西原・幡ヶ谷・代々木上原にいらっしゃるお客様が多いですね。
とにかく、お客様からはパワーをもらっています!
このエリアのお客様は、社長さんや経営者さんが多くてエネルギッシュなんです。
本当は、沢山お客様とお話をしたいのですが、なかなか難しくて。

富ヶ谷新聞
お客様からパワーをもらって、そして美味しいパンが生まれて、
そこからまたお客様が喜んで下さって、パワーが生まれて・・・
なんと素敵な循環!
最後に、「夢」はなんですか。

小堤(おつづみ)さん
夢、ですか・・・
うーん・・・

富ヶ谷新聞
例えば、このお店を世界規模にして「世界のHARUKA」にしたりとか。

小堤(おつづみ)さん
いえいえいえいえいえ!
このお店一点集中型でいきたいんです!
地域密着型、と言いますか。
手広くやらずに、こつこつこのお店でパンを作り続けていきたいです!

 

はにかみながら、でも力強く夢を語る小堤さんの言葉を書き留めている途中、
小堤さんの手が目に入りました。
綺麗に切り揃えられた爪、程良く細い指、荒れはなくとも確実に努力や苦労を知っている手。
真っ直ぐで、謙虚で、素朴で、しかしながら自分のポリシーを持つ手が忘れられませんでした。
こんなに美しい手は、久々に見ました。
こういう「シンプルビューティー」の化身のような手を持つ方がパンを焼くから、
それはそれは美味しい作品が出来上がるのでしょう。
手はその人の心を表すものです。
人気店の「秘密」をインタビューの最後に見せて頂いた気がしました。

小堤さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!

 

HARUKA BREADS
住所 東京都渋谷区西原1-29-3 ドエルアーバン1-A
電話番号/FAX 03-6276-8831
アクセス 幡ヶ谷駅徒歩5分、初台駅徒歩9分
営業時間 8:00~19:00 (現在は15時まで)
定休日 月曜日
Facebook HARUKA BREADS
Instagram HARUKA BREADS

取材/撮影/文:寺脇千草

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