週に2,3回は弁当ランチをしたくなる僕(ちょっとふえましたね)が、ある日散歩がてら見つけて、すっかり大ファンになってしまったお弁当をご紹介したいと思います!
代々木公園駅の東口を出てすぐ。小公園沿いの通りにあるこのお店がabio farm’s marketさんです。
店内には名前の通り、相模原にあるアビオファームという農園で作ったものを中心とした野菜が売っていたり、オーガニックコーヒーが売っていたり、なんだか身体に良さそうな調味料などが置いてあったり。
健康志向ので意識の高い方向けの、身体に良い優しいお弁当なんだろうとなと、あまり期待せずに買って帰ったお弁当がこちら!
お惣菜と焼き魚のお弁当!780円!
あれ、おかずの品目も多いし、焼き魚も焼きたてのシズル感。蓋を開けるとフワッと広がる美味しそうな香りのアンサンブル!ざわっとしつつ、ポテサラを口へと運ぶ。
ナメてました!すみませんでした!
口の中に広がる燻製の香り!なんだこれは!?ポテサラと思っていたら、じゃがいもじゃなく、里芋を使ってるみたい!美味い!
続いてキノコを口に運ぶ。
うお!お肉が入ってるわけじゃないのにご飯がすすむくん!!!旨味!きゃー!おいしーーー!
と、こんな感じで1人でもだえてしまったのでした。
ということで、何度も通った上で、僕のお弁当への思いを告げると、取材を快諾してくれました!
お話いただいたのは、小林さん!
お惣菜の仕込みの様子を見せていただけるということで、お邪魔してきました!
富ヶ谷新聞
いやぁ、本当僕どのお惣菜もすっかりファンなので嬉しいです!じゃがいもを細く切って塩こんぶと和えたやつとか大好きですよ!
小林さん
ありがとうございます。それも今から作りますよ。でもね、本当たいしたことしてないんです。面白いかなあ?
出た!すごい人が良く言うヤツ!
このセリフをサラッと言う人って、確かにめちゃくちゃ凝ったこととかはしてないんだけど、びっくりする結果を出しちゃうんですよね。いい仕事が見れそうです。
富ヶ谷新聞
いやいや、楽しみですよ!
早速ピーマンを切っていく小林さん。まず特筆したいのはピーマンの存在感!
艶があって、みずみずしく、身もしっかりしている美味しそうなピーマン。美しい。
そのピーマンを丁寧に開いて種やワタをきれ~いに取って細切りに。
富ヶ谷新聞
いや、もうこれ美味しい確定じゃないですか!これはアビオファームで採れたものなんですか?
小林さん
いや、野菜は色々な農家さんから仕入れてますね。アビオファームは無農薬で野菜を作ってるんですが、それだけでは安定して色々な野菜を作れないんです。特別栽培だったり、減農薬だったり、あまり条件を厳しくするより、安心できてちゃんと美味しいものを作ろうというコンセプトでやってます。調味料なんかも、無添加でも美味しくなるように探してきて、気に入ったものを使ってるんですが、それをお店にも並べてます。
これはそんな安心できる野菜や、お惣菜山盛りの「デリ サラダ」600円。ダイエット中の皆さまにもおすすめの食べごたえですよ!
富ヶ谷新聞
安心できて美味しい。最高なんだけど、なかなか実現できてるところは少ないですよね。
小林さん
こだわりすぎちゃって物足りないようなところは多いですよね。ウチはお弁当なんで、やっぱり食べごたえがあって、ご飯が美味しく食べられるように味付けしていますね。
富ヶ谷新聞
うんうん。野菜だけのお惣菜でもちゃんとパンチがあるんですよね。
進んでいく仕込み。それぞれ、食感や火の通りを考えた2種類の細さで千切りにされたじゃがいもたち。しっかりと洗ってしっかりと水を切る、本当に丁寧な仕事。恐れ入ります。
小林さん
やっぱりお弁当なんで、水が出るようなものは作らないようにしています。
富ヶ谷新聞
汁が隣のおかずを侵食したり、容器からもれてズボンが!なんてことになるとイヤですもんね。
小林さん
メークインと豆苗、塩こんぶの胡椒炒めから作っていきますね。
富ヶ谷新聞
待ってました!
まずはこめ油で長ネギを炒め、香りを出す。この、こめ油、身体に良いのはもちろん、油っこさが少なく料理の邪魔にならなくてとっても使いやすいんです。1本買っちゃいました。
これね。
ネギの香りがたったら、メークインを入れ、塩コショウをして、家庭で言う強火くらいの火加減で火を通していきます。まんべんなく火が通るように丁寧に。いい感じにしんなりしてくると、じゃがいもの香りがフワッと広がります。
火から下ろして豆苗を入れ、じゃがいもの熱で軽く火を通し、白だしで味付けして、塩こんぶを投入する。
できあがり!
確かに簡単!奥様方、是非真似してみてください。丁寧につくればすごく美味しくなりますよ!
素材、丁寧な仕事、センス、これがあれば、シンプルでもとっても美味しい料理が出来るものですね。
もう一品の、ピーマンとじゃがいもの中華炒めも、じゃがいもとピーマンを別々に炒めることにより、火の通りを均一にしたりと、つい飛ばしたく成るような行程を大切に作っていきます。
こちらもシンプルながら本当に奥の深い、野菜が美味しいご飯がすすむお弁当のおかずに仕上がっているんです!
さて、ここでもう一度お弁当の画像を見ていただきたいと思うのですが、
(別の日のお弁当です) こんなに丁寧に仕込まれたお惣菜が5種!それに有精卵の味玉に焼き魚!
おかず7品目の神セブン!
ご飯は特別栽培の玄米を五分づきにして使用しているとのこと。このへんも嬉しい方多いんじゃないでしょうか?+50円で無農薬玄米の酵素玄米(寝かせ玄米)に変更も可能です。こちらも、噛めば噛むほど旨味の出てくる、健康的で美味しい玄米になっています。体は資本ですからね!おすすめですよ!ほんと!
そして、もう一つ是非紹介しておきたいお弁当メニューがキーマカレー!
「食べてみて美味しかったキーマカレー」を元に、オリジナルで作り上げてきたというレシピは基本的に企業秘密!
こちらも丁寧に丁寧に作られ、半分くらいの分量になるまで水分を飛ばしたソフリットと、別で調理した鶏のミンチを合わせ、スパイスで仕上げていくキーマカレー。惜しまず時間を掛けることによって、野菜の美味しさが存分に味わえる旨味たっぷりのキーマカレーになっています!
キーマカレーは2種類!
定番のスパイスキーマカレー!680円!と、
薬膳黒ごまキーマカレー!同じく680円!あれだけ時間をかけて仕込んでるのに、お安い!
いつもモグモグ隊をしてくれているハルちゃんの同僚さんが、大のカレー好きということで、お弁当をお土産にもっていきました。
富ヶ谷不動産の佐藤さん!ちょっとぎごちないながらも喜んでくれてます笑
富ヶ谷新聞
僕が大好きなキーマカレー弁当なんですが、気に入ってもらえるかドキドキするな。僕が作ったわけじゃないのに。
佐藤さん
楽しみです!いただきますね!
佐藤さん
いやいや、美味しいですね!野菜の甘み、旨味がとても良く出てます。いわゆるキーマカレーという感じとは違いますが、オリジナルな感じで良いと思いますよ。これは僕もお昼の定番にしたいと思います!
富ヶ谷新聞
お!嬉しい!薬膳の方も食べてみてくださいよ!
佐藤さん
黒ごまいいですね!薬膳の香りが効いていて、こちらも面白いキーマになってますね!やっぱり野菜の美味しさをしっかり引き出しているカレーですね。辛さは控えめなんで、お子さんでも楽しめるんじゃないですかね?
富ヶ谷新聞
そうなんです!お弁当だということで、その辺も気にして作ってるとおっしゃってました。さすが佐藤さん!
ということで、僕の大好きなお弁当をご紹介させていただきました。
取材の最中も常連さんがお弁当を買いに来たり、野菜を買っていったり。身体に良くて美味しいなんて、そりゃ皆んなリピーターになっちゃいますよね!
是非皆さまのお昼ご飯ルーティンに組み込んでみてください!おすすめですよ!
※「富ヶ谷新聞見ました!」と言っていただければ、酵素玄米への変更が無料になるサービスを付けていただきました!この機会にお試しあれ!
abio farm’s market
東京都渋谷区富ヶ谷1-8-5深井ビルB1
営業時間 : 11:00~20:00(年末年始以外営業)
TEL : 03-6407-0279